ヘアカラーの色持ちを良くさせる3つの原因と、長持ちさせる6つの方法!!
2018/03/30
月曜定休※祝日の月曜日は営業(その場合は翌日火曜日が休みとなります)
022-263-5565
東北仙台の美容室リアン Lian>ブログ>ヘアカラーの色持ちを良くさせる3つの原因と、長持ちさせる6つの方法!!
2018/03/30
こんにちは!リアンのカラースペシャリストの菅野真澄です。
カラースペシャリストとしては綺麗なカラーリングをするだけが仕事ではないと思うんです。
麗に仕上がった色をどれだけ長持ちさせるかも、スペシャリストとして必要なスキルかと思います。
ということで今回はカラーリングを長持ちさせる方法を紹介します。
「せっかく綺麗に髪を染めたのに、色落ちがはやい。」
「退色してすぐ黄色くなってしまう。」
こういったお悩みはカラーリングしてるとつきない悩みですね。
美容室でお気に入りのヘアカラーに染めたら、
出来るだけ長持ちさせたいですね。
お気に入りのカラーになればなるほど「長持ちしてほしい」気持ちは強くなりますよね。
「自分の髪はすぐ色落ちしてしまう髪なんだ・・・」
と思い込んではいませんか?
あきらめてはいけません!!
実はヘアカラーの色持ちを良くする方法があるんです!!
今回は色落ちの原因をまず探り
そしてそれに対する対策をお伝えできればと思います。
美容院でのヘアカラー、せっかくキレイに染まっても、気になるのは「どれくらいの期間キレイな色が維持できるの?」
だんだんと色落ちして、明るくなってしまったり、最初の染まり具合が違ってきた!なんて方も多いかと思います。
そうなったらもちろん染め直したほうが良いです。
では染め直してからどれくらいの期間カラーを維持できるのか?いつ頃に染め直せば良いのか?
気になることを解説していこうかと思います!
ヘアカラーの色合いや、ケア方法にもよりますが、約1ヶ月~2ヶ月経過したら染め直しを検討しましょう。
ヘアカラーの特性上、やはり徐々に色は抜けていきますし、2ヶ月位経てば根本が伸びて黒くなります。
意外にも普段やっていることがヘアカラーの退色につながっているかもしれません。
綺麗な色に染めたのにすぐ退色してしまって、お気に入りの髪色を楽しめる期間が短い。
まずは、色持ちを悪くする原因を知りましょう。
まずは身近なものから順番に紹介します。
スーパーやドラッグストアなどで沢山おかれているごく一般的なシャンプー剤ですが低価格だと数百円で売られています。
まあ高くても千円ちょっとくらいが相場でしょうか。
そのほとんどが、洗浄力成分が強い石油系界面活性剤シャンプーなのです。
「石油」って聞くとなんだか怖くないですか?
石油系界面活性剤は食器用洗剤などでも使われる成分です。
極端な話、一般的なシャンプーと食器用洗剤は似ているもの、同じ種類のものということです。
食器用洗剤で髪を洗ってるなんて考えただけでゾッとしますよね。
石油系界面活性剤の特徴として泡立ちは良いのですが、洗浄力が強く髪や頭皮のトラブルをおこしやすいです。
このような洗浄力が強い成分でシャンプーすると、髪の表面にあるキューティクルがはがれやすくなり、髪の内部にあるタンパク質や栄養分が抜けてしまいます。
ヘアカラーの色のもとはその内部のタンパク質の部分に存在するため栄養分が抜ける時、一緒に色のもとも外に流れ出てしまいます。
これがシャンプーで色落ちするメカニズムです。
次に身近なものとしてドライヤー、コテ、ヘアアイロンなどの熱です。
ほとんどの人が毎日髪を洗うと思うのですが、洗った後のドライヤーは必要になってきますね。
そのドライヤーの熱が色落ちの原因になりうるのです。
もちろんドライヤーをかけないのはもっと良くないのです。
乾かしすぎないようにしなければなりません。
乾かした後に髪がひんやりしない程度まで乾かしましょう。
ドライヤーの当て方で、もう1つ加えれば一箇所に当てすぎないことが大事です。
髪は一定温度以上に達するとタンパク変性と言って硬くなります。
そうすると髪は水分を保持しにくくなり乾燥しやすくなります。
乾燥もまた色落ちの原因です。
そして同じく髪に熱を与えるものとしてコテやヘアアイロンがあります。
こちらも熱という要素にプラスして摩擦も引き起こします。
その摩擦は髪の内部を守っているキューティクルの剥がれる原因にもなってしまいます。
コテやヘアアイロンの使い方には十分注意しましょう。
熱が絶対にダメというわけではなく大切なのは上手に付き合わなければならないということですね。
そして地球上で生きてる限り避けては通れない紫外線。
紫外線も色落ちの原因です。
紫外線を浴びていると髪も日やけをし、乾燥やキューティクルのダメージなどの影響を受けます。
髪の色素も抜けやすくなり髪が明るくなってきます。
カラー剤の色みも髪の色素と一緒に抜けていってしまいます。
これらの3つの原因、
・シャンプー
・ドライヤーなどの熱
・紫外線
もちろん細かく見たら他にも色落ちの原因はあります。
(例えばプールの水に含まれる塩素など)
なんにせよ逃れられはしないものばかりです。
これらの原因とどう向き合うべきなのか、対処方法を次の項目でお伝えしますので諦めず色持ちをよくする方法を学びましょう!
ここまでで色落ちの原因はわかったかなと思います。
原因がわかったところで次に必要なのは対策ですね!
ご自宅で簡単にできるものを順番にレベルごとに紹介します。
まずは【レベル1】です。
これはとても簡単です!!
ただシャンプーしなくていいだけなので☆
カラー直後の髪の毛はデリケートになっているため、カラー後1~2日はシャンプーを避ける。
その後は、38度程のぬるま湯であまり強い力で洗わない様に優しく洗いましょう。
カラー当日、どうしても気になる人はお湯で優しく流して
トリートメントだけつけましょう!!
今、お伝えしたようにシャンプーとカラーリングの持ちが関係していることがわかりましたね?
【レベル2】はそのシャンプーそのものを変えていきます。
これもシャンプーを買い換えればいいだけなので簡単です。
ただ少し難しいのが「どんなシャンプーにすればいいか」という点ですね。
ではどんなシャンプーにすればいいのかを説明致しましょう☆
色落ちしにくいシャンプーとはズバリ「優しいシャンプー」です。
つまりは洗浄力の弱いシャンプーです。
例えば優しいシャンプーの代表格「アミノ酸シャンプー」を使うことで退色を防ぎます。
またカラー用シャンプーなどは、カラー毛に必要な栄養分が配合してあるためより退色しにくい髪の毛にしてくれます。
更に一人一人の髪質を考慮して選ぶとなお高い効果が得られます。
ちなみにリアンではシャンプーだけで約20種類あります。
どんなシャンプーを使えばいいか、わからないときはご相談下さい。
では次のステップです☆
レベル3はプラスアルファのケアなので美容習慣をちょっと改善する必要があるかもしれません。
それは「洗い流さないタイプのトリートメント」です。
最近は一般的になってきてるので、もう使っている人もいらっしゃるとおもいます。
流さないタイプのトリートメントの目的として
「ドライヤーの熱から守る」
「アイロン、コテの熱、摩擦から守る」
「ブラシなどの摩擦から守る」
というような守備の意味合いがとても強いです。
∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…
「髪を守る」
↓
「ダメージを軽くする」
↓
「髪が痛みにくく健康な状態でいられる」
↓
「色落ちしにくい髪でいられる」
∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…∞…∽…
という方式が出来上がります。
そして守備だけにとどまらず流さないトリートメントの中には、髪に必要な栄養分が入っているので回復させる役割も担ってくれます。
洗い流さないトリートメントもシャンプー同様に、髪質に合ったものを選ぶのがとっても重要になってきます。
洗い流さないトリートメントに関してもリアンでは13種類ありますので必ず自分にあったものが見つかるはずです☆
【レベル4】としては紫外線対策です。
これは季節限定のように思われがちですが紫外線は年中降り注いでるので年中必要なケアですが特に5月から8月は要注意しなければなりません。
紫外線も色落ちの原因の1つです。
その証拠に髪の表面だけ明るくなったという経験がある方も少なくないはずです。
なぜかというと髪に表面が一番太陽の光にさらされるので表面の方が内側よりも色落ちしやすいんです。
そう考えると紫外線対策が必要になってくるのがイメージできます!
髪はお肌と違って紫外線の影響を受けた時にヒリヒリ痛かったり痒くなったりしないので「知らないうちにダメージが・・・」なんてこともあり得るので注意しなければなりませんね。
紫外線対策としてはお出かけの際に、紫外線から髪を守るようにヘアケア剤として紫外線カットスプレーなどを使いましょう。
ヘアカラー剤は、カラー後のシャンプーや髪のダメージ原因を避ければ、退色することはほぼありません。
色持ちを良くさせるには、カラー後のケアが大事になりますので、しっかりとケアをして、綺麗な髪色を長持ちさせましょう。
カラーを長持ちさせる方法!!〜ホームケア編〜
ホームケアでは「いかに髪に刺激を与えないか」という意味合いのものでしたね。
それに対してサロンケアは「いかに髪を強くするか」という意味合いが強いです。
サロンケアのパターンとしては大きく2種類あります。
その2種類をお伝えしていきます。
カラーの色は髪の内部での発色と前の節でもお伝えしたかと思います。
内部で発色に対し、では髪の外部ってどうなってるのかという疑問が生まれますね。
髪の外部というのは皆さんもテレビCMなんかでよく聞くと思います。
キューティクルと呼ばれる部分です。
そのキューティクルが損傷すると内部にある色の素が外に流れ出します。
つまりそれが色落ちです。
キューティクルが強くなれば色持ちもしにくくなるということですね。
リアンではキューティクル保護系のトリートメントとして「ベーシックトリートメント」と「プレミアムトリートメント」が挙げられます。
どちらもシャンプー台で行うもので時間もあまり変わりません。
こう言ったサロンケアをすれば色持ちも良くなります。
キューティクルを強くしながら髪の内部も補修してくれるトリートメント。
キューティクルだけでは、ちょっと心もとない場合は髪の内側まで補修できるものをしてみましょう。
内部を補修することで色も長く持つようになります。
色が強く発色してるところを満タンにしておくことで色の素が髪に止まりやすくなります。
リアンでいうとオージュアサロンケアがそれにあたります。
オージュアサロンケアはお席でやるものです。
30分ほどお時間を有するものです。
色落ちに限らず髪に対しサロンケアはとっても有効です。
より髪を強化することで色持ちが良くなります。
数あるサロンケアで自分にはどれがいいかわからない場合はご相談ください。
あなたにぴったりのサロンケアをいたします。
ここまでで色落ちの原因と対処法を学びました。
しっかり原因を理解することで対処の仕方がわかってくるとおもいます。
十分髪のことを理解してしっかりとした対処をして髪と上手に付き合っていければと思います。
皆さんのご来店心よりお待ちしております。
Copyright© 2021 リアン ヘアデザイン Lian hair design All rights reserved.