ヘアカラーの色選びで知っておきたい6つの色とそのイメージ
2017/08/25
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2017/08/25
「あなたは今、ヘアカラーをされていますか?」
きっとこのページに訪れた方のほとんどの方は今、ヘアカラーをしている、もしくは今後、ヘアカラーをする予定の方なのではないでしょうか?
ヘアカラーをする時に、「どう色選びをし、どのようにオーダーすれば良いか」わからなくなったりしますよね。
今回はカウンセリングの際、色選びで失敗しないヘアカラーのオーダーポイントを書いていきます。
色選びの時にお役にたてればと思います。
ヘアカラーをする際、明るさを決めるのは、全体的な印象(イメージ)を変える上で最も核となるポイントです。
黒一つを取っても、【真っ黒】より少し明るいだけで【チャーコルグレイ】と名前を変えます。
ここでは、色選びの際に最も重要なポイントである明るさについて少しお話したいと思います。
髪の色選びの際、まずは明るさを決めます。
今より「明るくしたいか」「暗くしたいか」
もしくは「同じくらいの明るさが良いか」
から考えていくと色選びはスムーズです。
明るさは色選びのイメージを大きく左右します。
下の3枚並んだ写真をご覧ください。
左から明るい順番に並べてあります。
この3枚は加工した写真で髪の明るさ以外何も変えていません。
それでも明るさだけでこんなにも印象が変わります。
心なしか肌の色も違うように見えますよね。髪の色選びには、明るさがとても大切ということが分かると思います。
下の写真も、髪の明るさだけを変えた画像です。
明るさは、自分のなりたいイメージに合わせて担当美容師と相談して色選びをしましょう。
髪の明るさには、「レベル」という単位があります。色選びでこの単位を知ってると役に立ちますので是非この記事を参考にして下さい。
職場等で髪色に制限がある方はレベルの数値で指示される事もあると思います。
意外と知られてないのが、この数値。
色選びの際、このレベルと言う単位が大きくなれば明るいのか?それとも暗いのか?ということ。
答えは「数字が大きいと明るくなり、小さいと暗い。」これが正解です。
一般的に下の写真のような装置(スケール)で測ります。大半の美容室に置いてあるものなので目にしたことがある方も多いと思います。
ヘアカラーに制限がある時は、「〇〇レベル以下」などといった言い方で指示を出される場合が多いです。
その場合は指示された数字より低い明るさに仕上げなきゃならないということですね。
何か職場などでヘアカラーに制限がある場合、カウンセリングで担当美容師に伝えてからなりたいイメージを言えると良いです。
せっかくきれいに染めてもらっても職場で怒られて直さなきゃいけなくなったらもったいないですからね。
①では、明るさ(明度)についてお話しましたが、次のテーマは色味(色相)です。
自分の思い描いているイメージをヘアカラーで表現する上で、大事なポイント。
一つ目は【明るさ】と紹介しましたが、色選びの際、明るさと並んで大事になってくるのが色味です。
そもそも色味とは、
細かく言うと「色相」と「彩度」があります。
説明すると「色相」は色の種類です。
赤や青、黄色、オレンジなどの違いです。
そして「彩度」は鮮やかさのことです。
例えば同じピンクでもショッキングピンクのような強いピンクもあれば桜のような優しいピンクもありますよね。
同じ「ピンク」でも彩度で違いがあるということです。
図解すると下の画像のようになります。
上が色相のグラデーションで
下はピンクの彩度のグラデーションです。
明るさでやってみたように、色味に関しても写真で見比べていきます。
まずは色の種類によってどんな違いがあるか見比べていきましょう。
暖色ヘアカラーラインナップです。
左からピンク、オレンジ、レッド。
同じ赤みを帯びた暖色でも並べてみるとだいぶ違いが出ます。
そして寒色ヘアカラーラインナップ。
左からアッシュ、ベージュ、マット。
やはり同じ寒色でも並べると違いが見えてきます。
【暖色系】と【寒色系】を比較するために上記で挙げた6つのヘアカラーを並べてみるとさらにわかりやすいですね。
ここまでで色味が変わると雰囲気も変わるというイメージがつかめたと思います。
では次からはヘアカラーの色味についてもっと掘り下げていきましょう!!
そもそも暖色系ってどんな色の事でしょう?
それは読んで字のごとく「暖かみを感じる色」です。
もっと直接的に言うと「赤みを感じれる色」です。
暖色系の具体的な例で言うと、
・「ピンク」
・「オレンジ」
・「レッド」
などが代表的な例であります。
ヘアカラーの色選びはイメージがとても大切です。
それぞれの色がどんなイメージなのか見ていきましょう。
このヘアカラーが作り出す雰囲気(イメージ)としては、
・「フェミニン」
・「キュート」
・「ふんわり」
といったところでしょうか。
暖色系のカラーの中では一番人気です。
明るさは少し抑え目ですが、色味がとても優しいので、挑戦しやすいイメージというのが人気の理由かもしれません。
ピンクはバイオレットの要素も持っているので、ツヤっぽくなり黄色くなりにくいのも特徴です。
色が抜けると黄色っぽくなるという方には特にオススメのヘアカラーです。
オレンジ系のカラーリングのイメージを言葉にすると、
・「元気」
・「やわらか」
・「若々しさ」
といったところですかね。
日本人の本来の髪色の色素構成に似ているので、肌の色にも馴染みやすく健康的なイメージのカラーリングです。
また、暖色系の中ではブラウンに近いため色落ちが緩やかなのも特徴です。
レッド系のカラーリングのイメージは、
・「色気」
・「落ち着き」
・「強さ」
などといった感じです。
色の濃さでもだいぶイメージは左右しますがイメージを強く主張できるのがレッド系ですね。
ちょっとイメージチェンジしてみたいという方はレッド系で色選びするのがおすすめです。
暖色に続いて寒色ですね。
寒色は読んで字のごとく寒そうな色のことです。
具体的には「青」「緑」「水色」などがあります。
でも、真っ青なヘアカラーをしてる人や緑色の人はあまり見かけませんよね。
ヘアカラーにおいての寒色系って、暖色よりちょっとイメージしにくいかもしれません。
それを聞き覚えがある言葉に置き換えると
「アッシュ」
「マット」
「グレージュ」
などと言い換える事ができます。
主に透明感やくすみのある色のことを指します。
これらのヘアカラーには毛の赤みを抑えるために青や緑の色素を多く含んでます。
とにかく「赤みがイヤ」って方におすすめです。
暖色のように寒色系のイメージも紹介します。
言わずと知れた人気のアッシュ系のカラー。
ここ数年続いた、いわゆる「外国人風カラー」「ハーフモデル風カラー」Zに位置づけされる色選びの定番のカラーです。
アッシュをイメージでいうと
「クール」「柔らかい」「大人っぽい」
などでしょうか。
アッシュ系は明るさによってもイメージが変わりますが共通して「透明感」を一番感じられるカラーです。
マット系のカラー。すなわち「緑」です。
カラーの種類の中で一番赤みを抑える力を持っています。
日本人に多い赤みの強い髪の毛にはぴったりです。
色味的には「くすみ」「透明感」という要素ではアッシュ系に似ているのですが、マット系は「柔らかく」「まろやかな」色合いになるので「クール」と言うより「優しい」イメージになります。
最近よく聞く「グレージュ」。
実はこの単語は最近できた造語なんですね。
「グレー(灰色)」+「ベージュ」のことです。
アッシュよりも青みは弱く、ベージュよりもくすんでいる色です。
イメージでいうとアッシュと同じように「透明感」「大人っぽく」「クール」に加えて「こなれ感」といった要素も含まれます。
ここまで色味を暖色、寒色3色ずつ合計6色紹介しました。
あくまでこれは大枠での違いです。
何となくのイメージの違いと思ってください。
「髪の色は十人十色。」
ヘアカラーの薬の種類もたくさんあります。
それらの組み合わせ方まで考えてしまったら色選びのパターンは無限大ですね。
「色選びはイメージ選び」
なのでカラーをオーダーする際、「この色にしたい」と断言できる方は少ないです。
何となくイメージだけ考えててもらえば大丈夫です。
色選びで大切なのは何色に染めるかよりも、どんなイメージになりたいかがとっても大切ということですね。
どんな色にしたらいいかに関して触れました。
そして、色選び=明るさ+イメージという事をお伝えしました。
もう一つ、色選びのポイントは「ヘアカラーは悩みを解決してくれる」という事です。
カラーリングにおけるお悩み解決方法をいくつか紹介したいと思います。
髪の色によっては実際の髪のダメージ以上にパサついて見えてしまいます。
ズバリ傷んで見えてしまう色は「黄色」です。
髪は色が抜けてくると、黄色くなってきます。特に黄色は光を透かす特徴があるので乾燥を目立たせてしまいます。
具体例を写真を見ながら確認していきましょう。
前回のカラーから約2ヶ月。
だいぶ色も抜けて黄色くなってきてますね。
乾燥も目立っているように見ます。
今回は黄色みを抑えるためベージュ系でトーンダウンすることにしました。
そうするとこんな感じになります。
これで心配いりませんね。ツヤがでて潤いも感じれる色になりました。
ちなみに正面からは、こんな感じになってます。
アッシュ系のベージュで染めたので暗くしても重く見えず、パサつきを抑え柔らかいままツヤと潤いを取り戻せました。
これもお悩みでよく聞きます。
留学などを控えてる方にも当てはまります。(海外の美容室はちょっと怖いなという場合)
こういったやむおえない事情で美容室に来れない場合はどうしたら良いのでしょうか?
答えは「ナチュラルグラデーション」です。
根元を暗めに設定し、自然と毛先にかけて明るく見えるように染めます。
実際に施術をするとこのようなイメージになります。
A→B→Cの順番に徐々に明るくなるようにしています。
このように自然に変化させれば明るさを保ちつつ、伸びてきても黒い所が気になりにくい仕上がりになります。
カラーできずに放っておいた時、一番気になるのは根元の黒い部分(通称プリン)ですよね。なので境目がぼけるように染めてあげれば良いんです。
前と横から見るとこんな感じになります。
今回紹介したのは2パターンですが他にもカラーによるお悩み解決方法はあります。
もしかすると今あなたが抱えてる髪のお悩みもヘアカラーで解決できるかもしれません。
ヘアカラーにはイメージを変えるだけではなく
いろいろな効果があります。
ヘアカラーの色選びはとっても重要なのです。
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